人生に悩んだら「日本史」に聞こう

この本のことを知ったきっかけはTwitterです。


美崎さんの「ホント良い本です!」というツイートと読んだあと、美崎さんのブログを見に行って、それからAmazon,リブロ,祥伝社と、どんな本なのか探しにいきました。


その結果は

読みたい!! ミニトークショー&サイン会も参加したい!!

でした。


でも、池袋に行く用事がなかったので、どうしよう??と思っていたところ、先週の金曜日に池袋で打合せの予定が入ったので、喜んでリブロ池袋本店に行き書籍を購入&トークショーの整理券ももらってきましたヽ(^◇^)/



この本には豊臣秀吉伊能忠敬伊達政宗などなど・・・名だたる人が出てきますが、でも、教科書には載っていない人物像が描かれています。


たとえば西郷隆盛

西郷さんといえば、上野の「西郷隆盛像」など、軍人としてのイメージが強いと思いますが、そんな西郷さん、実は、妻であるイトさんが作った料理を

これはよくできました。おいしゅうございます。おいしゅございます。

と、いつも(人前であっても)褒めながら食べていたそうです。

ちょっと(大分?)イメージ変わりますよね??


これを読んだら、西郷さんってどんな人だったのか、もっと知りたくなりました。



また、中に書かれている文章もいい!

これは私の解釈ですが、とした上で

”夢”は自分が実現したいもの。一方、”志”は、自分が実現できなかったとしても、他の誰かが変わりに実現してくれたら、それでいいと思えるもの。つまり、志とは、個人の夢を超えた想いです。
だから、実現したのは誰かなんて関係ない。
「for me」を夢とするなら、志は「for you」です。
そして、歴史は教えてくれます。志は、受け継がれる、と。

とか

人はいつ死ぬのか?
心臓が停止したと?
脳の機能が停止したとき?


いや。違う。すべての人の記憶から消えたとき。

など・・・


また、

などは、電車の中で読んでいたにもかかわらず、涙をこらえ切れませんでした。



私は”歴史好き”ではありません。
というより、学校での「勉強」という意味での「歴史」,「日本史」は苦手だったし嫌いな方でした。
でも、学生時代にこの本と出合っていれば、私も歴史好きになっていたかもしれませんね。。。
そう思える1冊です。



普段はビジネス書,自己啓発書を中心に読んでいますが、時には、こういう”心にしみる本”もいいな〜と思います。
ときどき読み返して、涙を流して、心の垢を落として軽くなる。

そんな本でした。


歴史はちょっと。。という人も「人」に興味があれば読んでみてください。
きっと泣けます。