時間術の「落とし穴」


時間術とは、知れば知るほど役に立つものかというと、そんな簡単なものではない。
なぜならあなたの時間は、その半分が他人とつながっていることも多いからだ。


時間術とは両刃の剣であり、いろんなところで妥協しないと使いこなせないものなのだ。そしてその妥協は、自分に対してもしなくてはならないことがある。


あなたはあなたの武器で、あるはずの時間術に牙を剥かれる。そんなときはその時間術を停止させ、前とは違う戦略を決断していかなければならない。

そうしたことを覚悟していなければ、時間術とは本来怖い存在なのだ。


捨ててはならないものを見極めろ!
時間術が進めば進むほど、その効率化はどこかでキャップ、つまり限界を迎える。
あとは何かを捨てるしかないのだとは前に書いた。
それも「ただ捨てればいいわけではないことは子供でもわかる。
意識して捨てるかとうかを判断しているものは、あなたなりの常識が働いているわけだからおおむね安心していい。怖いのは、我々が無意識に捨ててしまうものだ。
経験から申し上げるが、捨てなければというプレッシャーを抱えすぎて行き詰まってくると、人間は決して捨ててはいけないものを捨てかねない。
それは、まごころである。


時間術の落とし穴は、時間術では解決できない。
時間術の2つ目の落とし穴とは、時間術を究めようとすればするほど、自分がぎすぎすした人間にさえなっていくということだ。


その「無駄」は本当に排除していいのか?
時間術が洗練されすぎてしまうと、そのフィルターゆえ、成功の確度の高いものばかり追い求めるという結果になりがちである。
しかしここでもやはり大事なのは時間術の技術自体ではなく、あなた自身の中長期のスキルアップであり、中長期の仕事のアウトプットである。

これらは前にも紹介した長野慶太(著)『TIME×YEN 時間術 すべての時間を成果に変える31の鉄則』のPART5『類書が絶対に書かない、時間術の「落とし穴」』に書かれている文章です。



昨夜、嫁と話をしていたら、まさにこの「落とし穴」に関わるような指摘をされてしまいました。


先日のブログでも書きましたが、私は「お金より時間の方が大切かもしれない」と思っているから、時間の無駄使いはしたくないと思っています。


だから、興味がないテレビがついていても観ないし、だったら、読書をしたり、パソコンで情報を収集したり整理したりして、有意義に使いたいと思っているし、そうしています。



でも、それって、「ひとりで」なんですよね。。。
私以外の家族はみんなでテレビを観ているのに、私1人、別室で自分の好きなこと,やりたいことをやっている。


そのことに対して、嫁に「自分のことしか考えていない」と言われてしまいました。。。

自分が興味がなくても、同じ空間にいることで、子供たちはこんな番組に興味があるんだ、とか、こういうことを面白いと思うんだ、とか感じ取って欲しいって。。。


この本に書いてあるように、家族にとって私は「ぎすぎすした人間」になっているのかもしれませんね(ノ_-。)


『その「無駄」は本当に排除していいのか?』

そのことを考えながら、自分の時間の使い方を少し見直してみたいと思います。

大切なのは『いまの『効率」より将来の「目標」、家族の「幸せ」』なのだから・・・



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