Underground final「日本人であるということ」に参加しました

UNDERGROUNDとは、ビジネス書の著者でもある美崎栄一郎さんが主催している、社会人のための勉強会です。


今回のゲストは、ここでも何度か紹介したことがある『人生に悩んだら「日本史」に聞こう〜幸せの種は歴史の中にある』の著者白駒妃登美さんでした。



私が白駒さんの講演を初めて聴いたのは今年の7月7日七夕の夜でした。


そのあとも、もっと聴きたいな〜と思っていたので、東京での講演会はチェックしていたのですが、なかなかタイミングが合わず参加できずにいました。



そんなときに美崎さんが主催する勉強会で白駒さんが講演をすることを知り、

どうしても参加したい!!

と思っていたものの、いろいろと家庭の事情もあり、申し込めずにいました(;^_^A


が、きっと、神様が応援してくれたのでしょう。
なんとか参加できることになり、当日の朝、申し込みをしました。



今回の講演会でも、いろいろといい話をされたのですが、その中からいくつか紹介します。



まず、「働く」ということについて


外国人にとって「働く」ということは、
アダムとイヴが神様との約束を破って果実を食べた罰である。
ちなみに、フランス語で「働く」という意味の「トラバーユ」の語源は「拷問」とのことでした。


それに対して、日本人にとっての「働く」は『傍(はた)楽(らく)』ということ。

日本では天照大神をはじめ、神様も働いています。

「働く」というは、日本人にとっては尊いこと。そういう概念を持っているのは世界で唯一日本人だけ。



次に、「すべての物にはプラスとマイナス,裏と表がある」ということ


戦おうとすると相手にもパワーを与えてしまう。

その例として、イラク戦争のときのブッシュ大統領の発言と、マザーテレサの話をされました。


マザーテレサ反戦集会には参加しなかった。
それは、反戦を訴えると,戦うと相手にも力を与えることになるから...

でも、平和決起集会には参加した。


それから、ご自身が経験された癌の話も・・・
この本の「あとがき」に書かれているのですが、

主治医の先生から「この状態で助かった人を見たことがない」といわれる状況であったにもかかわらず、
絶対癌に打ち勝つ!と戦闘モードだったときには癌細胞が増えていたのに、

病気だって、幸せ。
治っても、治らなくても幸せ。

と幸せを感じていたら癌が消えていたとのこと。


争うのではなく、現実を受け入れて、自分ができることをする。
そうすることで、信じられないことが起こる(かもしれない)ということなんですね。



最後に、「いま・ここ」に全力を尽くすことについて


今回は伊能忠敬を例に話をされました。

伊能忠敬は「地図を作る」という夢や希望があったわけではない。
でも、「いま・ここ」でやるべきことを精一杯やってきたから、夢にも見なかった地図を作るという大事業を成し遂げられたんだ、ということ。


白駒さんご自身も

夢や希望に向かってがんばることで全て叶ってきた。でも、夢しか叶わなかった。

それが「いま・ここ」に全力を尽くすようになると、夢にも思っていなかったことが起きた。と。


一生懸命にがんばっていて、ご縁があれば、夢にも思っていなかったことが起こせる(かもしれない)


『人生に悩んだら「日本史」に聞こう〜幸せの種は歴史の中にある』にも書いてありますが、豊臣秀吉だって、同じですよね。



私も、

「夢や目標を持ちつつも、いま・ここでできること,やらなければならないことに全力を尽くそう!」

そう思いました。



話を聴いている間、何度も涙が出そうになりました。(大勢の人がいたので、我慢してましたが)

まわりでも、目頭を抑えている人が何人もいました。


私の拙い文章ではうまく伝わらないと思いますので、ぜひ、白駒さんのお話を直接聴いてみてください。
あるいは、本を読むか、アサカツ夏期講習「歴史講座」をと思ったのですが、もう公開されていないのですね。残念

でも、聴いてみたい、という方、私のPCに残っている音源を差し上げますので、ご連絡ください。


歴史の話はブログに書かれていますので、そちらもどうぞ、お勧めです。
http://ameblo.jp/hitomi-mazenda/