自分が思っているほど他人は分かっていない
「インテル」と聴いて何を思い浮かべますか??
おそらくパソコンのCPUを作っているメーカ、「Intel」のことを考える人が多いと思いますが、
もう1つ、「インテルナツィオナーレ・ミラノ」というイタリア・ミラノを本拠地とするサッカークラブのことも単に「インテル」とよびます。
なぜこんなことを書いたかというと、前回の記事『第25回日経ビジネスアソシエを読む朝食会。に参加しました』 http://d.hatena.ne.jp/tkazu0408/20120812/1344725939 の最後に書いた「私のツボにはまってしまい、笑いが止まらなかったエピソード」に関係があるからです。
これまた、坂巻編集長のネタになるのですが、日経ビジネスアソシエの編集に携わる以前に、あるパソコン雑誌の編集もやられていたとのこと。
ただし、坂巻さんはパソコンのことは全然詳しくなかったので、編集者が
インテルは調子がいいよね〜
と言われても、
えっ! 今6位だろ? 全然調子よくないじゃん
とか、
シーピーユー?? そんな選手いたっけ??
クロックス?? 靴か??(すみません、これは今、私が作りました(;^_^A)
と、パソコンの話をしているのに、坂巻さんはサッカーの話だと思って聴いていたとのこと。だから、
みんなそんなにサッカーが好きなのか!?
と思ったそうです(笑)
こうやって文字にしてしまうと面白くないのですが、でも、編集長の話し方がよかったこともあり、私は笑いが止まりませんでした。
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ところで、先ほどの単語、少しでもパソコンのことを知っていれば、何のことだかわかりますよね?
シーピーユーではなくてCPU、中央演算装置、まぁ、パソコンの頭脳にあたる部分です。
ついでに、クロックスではなく、クロック数です。
私もそれほど詳しくはないのですが、一般的には数値が大きい方が性能が高いようです。
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でも、坂巻さんがそのPC雑誌の編集に携わるようになってから売り上げが伸びたとのこと。
それは、それまでの編集者はパソコンの知識があったため、
読者も当然これぐらいは知っているだろう
と思い、説明を省いていたのでしょう。おそらく無意識のうちに・・・
そんな中にパソコンのことを知らない坂巻さんが加わったことで、
こんなことを知らない人,知りたがっている人がいるんだ!
ということに気付いて記事に書くようになったから、初心者に分かりやすい雑誌になり、売り上げが伸びたのだと思います。
雑誌に限らずブログや仕事での報告書などでも、書いている人は自分が分かっているから、削ってしまって書かない部分があります。
私も仕事の報告メールを書いたあと、
「これってどういうこと?」と聞かれることもたびたびあります(;^_^A
で、「〇〇〇ということですが」と言うと、
「それは書いてくれなきゃわかんないよ」って。。。
文章を書くときや、特に読み返すときは、前知識がない第3者になる必要がある。
そう感じたエピソードでもありました。
でもなぁ。。。
ブログを書くのは今でも時間がかかっているのに、第3者になって読み返して修正して・・・
ってやってたら、ますます時間がかかってしまう(ノ_-。)
その分、更新頻度を落とそうかな??
なんて言えるほど更新できていませんけどね・・・・(;^_^A