何のために? 誰のために?

何か作業をしていたときに、最初に考えていたことと全然違ったことをしてしまっている。そんな時って、ありませんか?


私の場合は自分が好きなこと,得意な分野の作業をしているときの方が多いのですが、始めるときには、
こういう物を作ろう
という目的があったはずなのに、

こうやったらどうかな?
こっちだとどうなるだろう?

など、いろいろなことをやり始めると、気付いたときには最初に考えていたこととは全然違う方向に行ってしまっていた。
それはそれで、自分としては納得できる物ができてはいるのだけれど、相手が欲しがっている物ではなかったりする。
そんなことが時々(多々かも?)あります(^_^;)


そんな時、
「何のために」やってたんだっけ?
「あの人」はどういう成果を求めていたんだっけ?
と、最初の目的を思い返すようにしています。


そうしないと、自分では満足するかもしれないけど、相手の要求には応えていないことになってしまいますからね。
仕事の場合は特に「自己満足」ではなく「相手を満足」させてあげないと!

そういう意味では、私の仕事も「サービス業」になるのかな?


自分では100点、いや、120点の物ができたと思っても相手が60点だと思えば60点の価値しかありませんからね。
やっぱり、相手にとっての100点、120点を目指さないと!!
たとえそれが自分にとっては60点であっても。



これを書いていたら和田裕美さんの本にあった
『思いやりの松竹梅を持つ』というのを思い出しました。

梅 : 自分のしてほしくないことを相手にしないようにする
竹 : 自分がしてほしいことを相手にする
松 : 相手がしてほしいことに気がついてそれをできる

これは思いやりの話ですが、仕事でも同じなのかと。


目指すところは、もちろん『松』

相手が気付いていない欲求見つけて、それを満たしてあげること。
「そうそう、こういうものが欲しかったんだよ」
と言ってもらえるような仕事をすることです。


がんばろっ!!!!