超「朝活」法
あなたの脳が9割変わる! 超「朝活」法
あなたの脳が9割変わる! 超「朝活」法―脳科学の最高権威がはじめて明かす
- 作者: 久保田 競
- 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
- 発売日: 2010/12/10
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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昨日、おとといと2日2で2回読んだ本です。
この本を知ったのは、毎日聞いている『新刊ラジオ』というPodcast番組なのですが、聴いた直後に、読みたい!!と思っていたのですが、やっと読めました。
著者は、フジテレビ「エチカの鏡」に時々出演していた久保田カヨ子さんのご主人。
カヨコさんが有名になっていますが、ご主人も「医学博士、京都大学名誉教授で、自他ともに認める「脳、特に前頭前野の構造・機能」研究の最高権威とのこと。
で、読み終わった感想は・・・
『超「朝活」法』というタイトルだけど、「朝活」の話は何か書いてあったかな??
(と思ったので2回読んでみました)
そうなんです。読む前には、
朝起きたら、こんなことをしましょう
ということが書いてあるのだろう、と思っていたのですが、そういう内容はほとんどありませんでした。
読み返すとプロローグに
本書では、超「朝活」のために、日々の生活のなかで取り入れていただきたい習慣や脳科学的に正しい睡眠について、最新脳科学の研究成果を踏まえながらご紹介していきます。
特に
・「7時間睡眠」を確保しないといけない理由
・ぐっすり眠るための日々の運動習慣
・寝る前にストレスから解放される方法
・早起きすることでいいことが起こってくる快感報酬システム
について、わかりやすくお伝えしていきます。
と書かれていました。
著者は「脳科学者」ということもあり、「前頭前野」とか「松果体」とか「ミラーニューロン」などなど、脳科学に関する用語もたくさん出てきて、「朝活」本を読んでいる、というよりは「脳科学の本」を読んでいる、という感じでした。
私はそういう本も好きなので、楽しく読めましたが。
著者が薦めているのは上手な「朝活」するための「快眠」のためのジョギング。
運動に関する部分に
ジョギングの習慣により、23kgの減量に成功しただけではなく、性格も変わったとのこと。
ジョギングをする前は、どちらかというとせっかちで怒りっぽいところがありました。学生が私の講義中に、寝ていたりおしゃべりしたりしていると、怒って講義を中断したこともありました。
それが、ジョギングを習慣にしてからは、聴いていない学生がいても、『学生が集中して聴いてくれるような面白い講義をせねば」というふうに発想を転換して考えられるようになったのです。
実験がうまくいかなくてもクヨクヨせず、前向きに考えられるようになってきました。
この部分を読んだとき、私も同じだ。
かなりせっかちで怒りっぽかったけれど、最近は全然そんなことはないし、丸くなったなぁ。
それは歳のせい?それとも読書をするようになったから?と思っていたのですが、
http://d.hatena.ne.jp/tkazu0408/20101207/1291674498
スポーツクラブに通って運動をするようになったかもしれない、
と思いました。
自他ともに認める「脳、特に前頭前野の構造・機能」研究の最高権威が書いた本です。
「朝活」とか「習慣」とか「脳科学」に興味がある人にはお勧めの本と思います。