両極端な2冊
出張中に読んだ2冊の本は
・元マイクロソフト日本法人の社長だった成毛眞さんの『大人げない大人になれ!』と
・水野俊哉さんの『「ビジネス書」のトリセツ』
最初に読んだのは『大人げない大人になれ!』
- 作者: 成毛眞
- 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
- 発売日: 2009/11/20
- メディア: 単行本
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さすがに元マイクロソフト日本法人の社長だった人が書いただけあって、「大人気ない大人」として書かれている人たちがスゴイ!
まずはビル・ゲイツの話からw(゚o゚)w
私が初めてマイクロソフトの米国本社を訪れたのはアスキーに入社して1週間ほどたった日のこと。当時はまだマイクロソフトもピル・ゲイツもほとんど無名である。オフィスに足を踏み入れ、最初に目に入ってきたのは、口から血を流して廊下に倒れている社員だ。出鼻から、この会社は大丈夫なのかと不安になったことを覚えている。
気を取り直して、ピルゲイツへの挨拶を済ませようとするが、オフィスのとこにもその姿が見当たらない。この時間に訪問することは伝わっているはずである。仕方なく本社の社員に居場所を尋ねると、「さっき廊下で寝てるのを見かけたけど」と平然と言われてしまった。まさかと思ったがそのとおり、廊下に倒れていた男がビル・ゲイツ本人であった。
ちなみにこの時、血に見えたのはハンバーガーのケチャップだ。ビルは口の周りを真っ赤にして拭きもせず、廊下に倒れこんで仮眠をとっていたのである。
これ↑大人気ないというのかなぁ??
次がマイクロソフトでは伝説のプログラマーと呼ばれた稲川幸則さん
稲川は無類の車好きでフェラーリを何台も所有していたから、これは冗談だったのだろう。しかし、ある日彼がまたフェラーリを買ったんだと聞いた時には、またもや唖然とさせられてしまった。今度はどのモデルだと聞けば、フェラーリの米国支社を会社ごと買っていたのだから、その大人げのなさには私も笑うしかなかったのである。
何も言うことがありません。。。
他にも堀江貴文氏や孫正義氏など、そうそうたる名前が出てきます。
でも、読んでいて楽しかったですよ。
成毛さんは無類の読書好きとのことですが、「ビジネス書は読まない」とのこと。
この本でも、
書店に行けば時間術と題したノウハウ本を数多く見かける。こうした本を買う人は、そんな本を読む時間こそが無駄だとは考えないのだろうか。ノウハウ本を読んだところで、自分の使える時間が増えることはないし、その時間を振り向けるのにふさわしいことが見つかることはないのである。
との厳しい?お言葉も・・・
でも、
もしあなたが、この仕事はつまらないなと感じてしまったら、それは仕事が単調だからではなく、自分がつまらなくしているのである。どんな仕事でも、自分なりの工夫を加えれば楽しい遊びにすることはできるはずだ。まずはその仕掛けをつくることを考えてみるのがいい。
など、参考になる話も多く、読む価値あり!の本だと思います。
もう1冊の本『「ビジネス書」のトリセツ』の著者である水野俊哉さんは成毛さんとは正反対。
何が正反対かといえば、著者が2008年の1年間に読んだビジネス書は、のべ1000冊を超えている。というビジネス書読み。
この部分を読んだとき、何気なく選んだ2冊なのに両極端な著者の本だったな〜
と苦笑してしまいました(^^;
『「ビジネス書」のトリセツ』も紹介したいのですが、長くなったので続きは次回にm(_ _)m