残念な人の思考法

きっと今の私の頭の中の検索キーワードとして、「残念な○○」というのがあるのでしょう。タイトルに「残念な」がついた本を選んでしまっていました。


最初に読んだのが、山崎将志(著)『残念な人の思考法』という本。


読み終えたあと、あれっ?思考法は何が書いてあったっけ?と思ったけれども、参考にしたい部分もありましたので紹介します。

●営業マンのための「塗り絵」術

STEP1 何の絵を描くのかを明確にする
STEP2 パーツの形と色を知る
STEP3 どこをどう塗ればそれらしく見えるか考える
STEP4 枠を塗る
STEP5 中身を塗る

実は塗り絵のコンセプト──何を描くのか決める、全体像を明確にする、重要な部分意集中する、残りは効率的に仕上げるという段取り──はあらゆる仕事に必要なことである。

そうですね〜
最初から細部に集中するより、全体を見渡してから、というのはよくわかります。
また、作業の途中途中でも全体を眺めることも必要だとも思います。

●成功のモトは成功である
一般論として、業務特性の高い(営業、販売、研究開発、製造など)にかかわらず、」高いパフォーマンスを上げる可能性のある人の話しは、以下の特徴を持っている。

 ・具体的である(目的、場所、日時、期間、登場人物など)
 ・過去形で話をしている
 ・後付けによる考えではない
 ・やればよかったと後悔していることやポリシーではなく、そのときに実際に取った行動である
 ・他人と関わる部分については、その会話内容まで詳細に再現できる


また、その行動特性は以下の共通点がある。
 ・自分自身がとった行動を、極めて詳細かつ正確に思い出すことができる
 ・面接で特定できる行動の数が非常に多い
 ・多くの種類のスキルを使い分けている
 ・普通の人には見られない独特な発想に基づく行動がかならずある
 ・面接で、こちらから質問しなくても、自分で話を続けることができる
 ・主語が必ず「私」


 <中略>


 ここから言えることは、今の仕事で成果を出す、成果を出す行動様式を持っていることが、次の仕事で成果を出すために必要だということだ。今の仕事で成果が出ないから、転職して成功しようとするのは、かなり可能性の低いことなのかもしれない。転職して成功するためには、今成功していないとダメなのだ。
 つまり、成功のモトは成功なのである。
 それでも、「今の仕事では環境が原因で成果が出ない」と反論する人もいるだろう。そういう方には、すきやばし次郎の店主の言葉が参考になるだろう。
「この仕事は合わないっていう若いもんもいる。日本中いくら探しても自分に合う仕事なんて見つからないですよ。仕事に自分を合わせなくっちゃ」(小野二郎山本益博著『鮨 すきやばし次郎 美・職・技』グラフィック社)

気になったのは最後の『自分に合う仕事なんて見つからないですよ。仕事に自分を合わせなくっちゃ』というところ。
この『鮨 すきやばし次郎 美・職・技』を読んでみたくなりました(^^;


それからもう1つ

●高学歴者や大企業出身者が始めるベンチャーはなぜ残念になるのか
 もちろん、世の中には甘い人はたくさんいるが、高学歴で大企業にいるから甘く「なってしまう」のだ。給料は世間の平均以上にもらい、友人や親戚からはすごいねと言われ、社外に出れば敬意を持って遇され、会社にいても向こうから会ってくれと人が寄ってくる。これを、自分の力であると勘違いしてしまう。

これは、私がブログを始めた理由でもあります。
今年の始めにあった、今週のお題『私がブログを始めた理由』に書いたことですが、

仕事だけでなく、プライベートでの付き合いでも名詞(職場のしかもっていないので)を出しても

『△△会社のかず』

なんですよ。。。。

自分の名前の前に会社の「看板」がかかっている。。。。

会社の看板が自分の力であるとは思っていない(と思いたい)けど、プライベートは名前だけで勝負したいです!



残念な人だなぁ〜


そんな風に思われる人にはなりたくないですね





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