ひらめき

1週間ほど前のこと、


目が覚めてから考えたのか、夢をみていて、そのまま続きが頭の中に浮かんできたのかわからないのですが、


朝、ベッドの中にいるときに、「これは記録しておきたい!」と思うことが次々と頭の中に浮かんできました。


その時は、今浮かんだこと全て記録できるように、頭の中の写真が撮れればいいのに...と思ったほど。でも、MRIやCTスキャンじゃダメですけどね(笑)



そこで急いでベッドから出てメモ帳とペンを取りに行って、思い出せる限りのことを書き留めました。でも、抜けていることも、きっとあるんだろうなぁ。。。





なぜ、そんなことが起きたのか。理由は前夜に読んだP.F.ドラッカーの名著「経営者の条件」に書かれていた、このフレーズを読んだからだと思います。

オーケストラの指揮者が第一チェロ演奏者の職務の要請をみたさなければならない場合には、ある人間が手持ちのチェリストのだれよりもすぐれた演奏家であり、一流のオーボエひきであったとしても、もしチェリストとしてすぐれていなければまったく考慮を払わないであるう。指揮者は、一人の人間を受け入れるために、楽譜全体を書き直しはしない。(p144)


うーん、でも、これだけ読んでも、なんのことだか、よくわかりませんね(;^_^A


この章のタイトルは「強みを生かす

なので、上の文章は「一流のオーボエひきであったとしても、第一チェロ演奏者の代役にはならない」ということ。


その前の文章を読んでいないから、これでもまだ、わかりにくいですね(;^_^A





そこで、私が書いたメモはこんな感じ


企業・組織はオーケストラと同じ。
指揮者(経営者・リーダー)が、それぞれが得意な楽器の演奏者(スタッフ)をまとめることで、いい演奏(仕事)になる!



いろんな自己啓発書を読んでいると「弱みを克服するのではなく、強みを生かす」と書かれていますが、そうは言っても・・・と思っていたのが、このドラッカーのオーケストラのたとえ話を読んだら、

強みを生かすとはそういうことなのか!

ということが腹に落ちたという感じで、かなりの衝撃を受けたのです。


だから、このことが潜在意識に影響を与えて、朝からいろんなことが頭に浮かんできたんだと思います。




他には、こんなことをメモしていました。

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野球の嫌いなプロ野球選手やサッカー嫌いのJリーガー,ピアノが嫌いなピアニストはいない。好きだからこそ伸ばせる。



もし、イチローが野球ではなくサッカー選手だったら,北島康介が水泳選手ではなく100m走の選手だったら・・・
今と同じように世界一になれただろうか??
普通以上の選手にはなれるだろうけど、世界一にはなれなかっただろう

∴自分の得意なことを見つけて、そこを伸ばしていくことが大切



オーケストラのたとえを読んでモヤモヤしていたことが晴れた。「しぼっていいんだ」って本心から思えた^^



・人はそれぞれ違ってていい
・でも、すべての人は必要な存在
・1人が抜けても成り立たない

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こんなことを経験するから読書は止められないんですね^^



でも、私の強みって何だろう??
どうやって伸ばせばいいんだろう??


次は、そんなことを考えてみたいと思います。

潜在意識さん、またひらめかせてください。よろしくお願いしますm(_ _)m(笑)



私が読んだ本はこちらですが


新装版(?)はこちら