自分のことをいちばんわかっていないのは自分?

天狼院書店でお話をさせてもらったことは先日のブログで書いたのですが、講演(?)が終わったあと、こんなメッセージをいただきました。

かずさんのとても不思議な魅力にヤラレてしまいました(笑)。
あれは何だったんだろう、とずーっと考えていましたが分かりません。
人生の先輩の醸し出すオーラのようなものなんでしょうか。


そうかなぁ??
私にオーラなんてあるのだろうか??
と思ったので、

わたしって、そんな魅力がありましたか?
そんな風に言われると、恥ずかしいです(^^;


と返信したのですが、ふたたび

かずさんはめちゃめちゃ魅力的です。天狼院でも、聞いている方々の反応すごく良かったじゃないですか、もしかしたらほとんど知り合いの方なのかなあ、と思って聞いていましたが、そのうち僕が、引きずり込まれました(笑)。
<中略>
ブログをめちゃくちゃ頻繁に更新するでもなくて、本を出されている訳でもなくて、なのにこれだけ人を惹き付けるのはなんだろう、と思ってお話を伺っておりました。そういうふうに、生きてきたい。

というメッセージをいただきまして......


こんなお褒めの言葉を自分で紹介するのは恥ずかしいし、
何でここまで持ち上げるんだろう??
なにか裏があるのでは??

と思ったのも事実です(;^_^A
でも、裏なんて全然ないようですけどね。(〇〇さん、そんな風に考えてゴメンなさいm(__)m)


でも、私が話しているとき、みなさんがしっかり聴いてくださっていてのは事実です。



今回話をするにあたって和田裕美さんの『本番力』を読み返したとき、

大勢の前で話していても、実際には1対1で話している
全員に向かって話をするのではなく、目が合って話を聞いてくれそうな人に話しかけること(p153)

という文章を読んでいたので、聞いてくれていいる人を探そうと思って、みなさんの方を見たのですが、ほとんどの人が私を見てくれていました。


だから、「目が合って話を聞いてくれそうな人に話しかける」というより、みなさんの顔を見ると目と目が合ってしまって、余計にドキドキしてしまいました(;^_^A
女性と目が合ったときは余計に……。だって、普段、女性に見つめられることなんてありませんからね(笑)


なので、途中からは逆に目を合わさないようにしてしまったぐらいです(;^_^A



今回の講演(?)は強制されたものではなく、希望する人にきていただいたので、聞いてもらえるのは当たり前だとは思うんですけどね。





前の記事にも書いたとおり、人前で話をしたのは初めてだったし、
オーラとか人を惹き付ける魅力とかは自分とは無縁のものと思っていたのですが、1人でもそう思ってくれた人がいるということはうれしいことです。



このメッセージ以外にも、誕生日には

お会いする度、優しさいっぱいの笑顔に勝手に癒されてしまっております(≧∀≦)

というメッセージももらってたし...。


笑顔でいることを意識しているわけではありませんが、こんな風に感じてくれている人がいるというのも私には驚きでした。



他にも、天狼院書店での講演にきていただいた方と後日会ったときにも

かずさんっていい人だったんですね〜

と言われたり。(ということは、それまではいい印象はなかったってこと??というツッコミはしませんでしたが。でも、思ったのは事実ですよ〜△△さん(笑)


自分のことは自分がいちばんよくわかってる、と思っていましたが、いろんな本で書かれているとおり、わかっていない部分もたくさんあるんだということを実感した出来事でした。



きっと、みなさんも、「自分はこんな人」と思っていても、人に聞いてみたら自分が想像しているのと違った印象を持たれているかもしれません。
そして、それが他人から見た自分の姿だというのも事実です。
機会があれば「私ってどんな人?」と他人に聞いてみるのも面白いかもしれませんね^^




P.S.
先日の講演会について、当日参加されたRyo(リオ)さんにもブログで紹介していただきました。
その中にこんな文章があります。

<技術屋かず さん>
お子さんとのエピソード」で声色が変わって感情の揺れが見えた時、とても心を動かされました。ライブだけに感じられる空気感でした。

そうなんですよね。
なぜ直接聞きたいのか?
それは、”ライブだからこそ感じられる空気感”があるからだと思うんです。


確か、美崎栄一郎さんがPodcastか何かで

講演は聴衆の反応を見ながら、声の大きさや話すスピード,場合によっては内容も変える。
台本通りに話をするんだったら、録音と同じで、ライブの意味がない

というようなことを話されていたと思うのですが、そのとおりだと思います。


もし、また、私が人前で話す機会があれば、聞いてくれている人といっしょに講演を作り上げていきたいとも思います。

その時は、ぜひ聴きに来てください!

人前で話をするのは恥ずかしいし緊張するけど、できることは精いっぱいやるつもりだし、前回は渡せなかったお土産(=聞き手が何らかの行動を起こすための、具体的なアクションにつながる情報(「佐々木かをり(著)[必ず結果を出す人の伝える技術』」)より)をお渡しできるように準備もしておきたいと思います!