消費税増税について思うこと(完全な私見です)

今朝ニュースを見ていたら「消費税率を段階的に引き上げ、17年度に17%とする」との記事がありました。


消費税について言及する際に、「イギリスは17.5%だから(現在は20.0%のようですが)」という話が出ることがありますが、これだけでは説明不足だと思います。
この説明だと、全ての品物に17.5%(20.0%)の税金がかかっていると思いますよね?


実際には、肉・魚・野菜などの生鮮食料品をはじめ、生活必需品に関しての税率は0%です。つまり消費税はかかっていません。
衣料品についても大人物は17.5%のVATが加算されていますが、子供服の税金は0%(もしかすると5%?)とかなり低減されています。


確かに菅総理も「品目ごとに税率を変えることも検討の必要がある」といった発言もされていますが、海外は○○%だから、という説明だけでは不都合なことは隠している、と思ってしまいます。


海外の消費税率についてはウィキペディアに出ていますので、こちらも見てください。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B6%88%E8%B2%BB%E7%A8%8E


見ればわかるとおり、ほとんどの国で食料品や特定品目については減税されています。


この海外の事実を知った上でも、一律17%への増税に納得,同意できますか???



ブログの記事として書くのはどうか、とは思いましたが、一人でも多くの人に海外の消費税の実状を知って欲しかったので書きました。