めぐりあわせ??

昨日読んだ本は、小宮一慶(著)『「時間力」養成講座』なのですが、その裏表紙には

本書は、経営コンサルタントとして、毎月、北海道から九州まで十数社の顧問先の経営会議等に出席するかたわら、年平均200カ所での講演、月に2回ほどのテレビ出演、さらには、月10本以上の連載と年に数冊の単行本の執筆、そして、毎年欠かさない家族との長い夏休みと、常人の5倍は仕事をこなす──それも、著者に会ったことのある人ならよくご存知のように、いつも明るくゆとりを持って──著者が、満を持して著した、究極の時間術であり、もし、これまでの類書に、本質に至らぬもどかしさを感じていた読者がいるとしたら、おそらく本書が、その漠然とした疑問に対する答えを明快に示すものとなることだろう。

との記述がありました。


その前、月・火と読んだ本は、ここでも紹介したとおり、美崎栄一郎(著)『枠からはみ出す仕事術』ですが、その本の中に

私は、最初「時間管理」の単行本を書きたいと思っていました。けれど、時間管理の本の著者は、有名な人ばかり。その人がビジネスマンとして成功していることが周知の事実だからこそ、その人の時間管理の本は価値があるわけです。どこ誰だかわからない人がどんなふうに時間を使っているかなど、多くの人にとっては、興味のないことです。

との記述があります。


そう、「時間管理」の本を書きたかったけれどあきらめた人の著書の次に、著書も多数あり、講演会やテレビ出演もしている有名な人が書いた「時間術」の本を読んだのです。



私の3月11日のブログ「両極端な2冊」のときも、
ビジネス書は読まない、という成毛眞さんの『大人げない大人になれ!』の次に、
1年で1000冊以上のビジネス書を読んだという水野俊哉さんの『「ビジネス書」のトリセツ』と極端な著者の本を続けて読んだのですが、今回また、立場が全く逆の著者の本を続けて読んだのだなぁと思いました。



これも何かの「めぐりあわせ」なのでしょうか??


成毛眞さんは

書店に行けば時間術と題したノウハウ本を数多く見かける。こうした本を買う人は、そんな本を読む時間こそが無駄だとは考えないのだろうか。ノウハウ本を読んだところで、自分の使える時間が増えることはないし、その時間を振り向けるのにふさわしいことが見つかることはないのである。

といっていますが、またまた「時間術」の本を読んでしまったアタシです。。。(^^;