読書法

ゴールデンウィーク中、未読本のストックがなくなったので、新しい本を調達しに近所のブックオフに行きました(^^;


いつものように、105円コーナーを物色していたときに見つけた中の1冊が、小宮一慶 (著) 『ビジネスマンのための「読書力」養成講座』という本。


読んだことがある?持ってる?と思いながらも、表紙をめくった時点で購入を決定。


その理由は↓

そうなんです。著者のサイン入りだったんです。



で、家に帰って嫁に


「こんな本があった。高く売れるかな??(笑)」


と聞いたところ、返事は


「びみょ〜〜」


そうですよね。。
ビジネス書を読む人でなければ小宮一慶さんのことは知らないでしょうからね。。



で、この本の内容は、小宮さんの読書法と、読書レベルごとに今までに読んだ本を紹介する、といった感じ。


読書レベルというのは


1.速読・・・求める情報を探すために、要点を素早く把握するための読み方。
 1ページ数秒でキーワードを探し、そこを重点的に読む方法。
 調べ物をするときなどにやりますよね?


2.通読レベル1・・・ 最初から最後までふつうに読む読み方。
 まぁ、これが普通の読書でしょう。


3.通読レベル2・・・ 最初から最後まで、論点を整理し考えながら読んでいく読み方。
 付箋を貼ったり線を引いたりメモを書き込んだり・・・じっくり読む方法。
 私の読書はたいていこれです。


4.熟読・・・ 注や参考文献を参照しながら、きっちり理解するために読む読み方。
 参考文献として紹介されている本をあとで読むことはありますが、
 同時に、は私はないですね。


5.重読・・・ 生き方などに関する座右の書として、何度も繰り返し読む読み方。
 私もいいな〜と思った本は何度も読みます。
 松下幸之助さんや本田宗一郎さん、斎藤茂太さんの本などは何度も読みますね。



と、この本を読んで思い出したのが『本を読む本』という本。


この本では、読書のレベルを下記の4つに分けてあります。


1.初級読書
 読み書きのまったくできない子供が初歩の読み書きの技術を習得するためのもの


2.点検読書
 一定の時間内に割り当てられた分量を読むことを要求され、
 その時間内にできるだけ内容をしっかり把握すること
 さらに、「その本は何について書いたものであるか」。
 具体的には、「この本はどのように構成されているか」、
 「どのような部分に分けられるか」ということを検討することである。
 

3.分析読書
 徹底的に読むこと。読み手として可能在かぎりのきわめて高度の読書法


4.シシトピカル読書
 一冊だけではなく、一つの主題について何冊もの本を相互に関連づけて読むこと
 かつ、「それらの本にはっきりとは書かれていない」主題を自分で発見し分析すること


付箋を貼ったか所を読み返しましたが、いいこと書いてありましたよ〜
ただ、翻訳本なので、和書に当てはめると”ん?”と思う部分もありましたが。。



それにしても、小宮さんの言う熟読やシシトピカル読書までやっている人って、いるのでしょうか??(^^;




本を読む本 (講談社学術文庫)

本を読む本 (講談社学術文庫)