刃を研ぐ…本来やるべきことは??

7つの習慣のうち「第七の習慣 ●刃を研ぐ」の冒頭にこんな話が載っています。

森の中で木を倒そうと、一所懸命ノコギリをひいているきこりに出会ったとしよう。
「何をしているんですか」とあなたは訊く。
すると、「見れば分かるだろう」と、無愛想な返事が返ってくる。「この木を倒そうとしているんだ」
「すごく疲れているようですが……。いつからやってるんですか」あなたは大声で尋ねる。
「かれこれもう五時間だ。くたくたさ。大変な作業だよ」
「それじゃ、少し休んで、ついでにそのノコギリの刃を研いだらどうですか。そうすれば仕事がもっと早く片づくと思いますけど」とあなたはアドバイスをする。
「刃を研いでる暇なんてないさ。切るだけで精いっぱいだ」と強く言い返す。


この文章を読んで、私も同じことをやっているのではないか、
目の前のやらなければならないことばかりに囚われて、本来やるべきことが見えていないのではないか、
と思ってしまいました。


前回書いた机の整理も「本来やるべきこと」ですよね。

あんなにぐちゃぐちゃだと、探し物をしても、すぐに見つかるわけがない。

少し時間を取って(といっても、私の場合は丸一日かかりましたが)整理した方が、どれだけ効率が良くなるか…。


緊急ではないけれども重要なことをすることで、それまで「緊急」だったことが緊急ではなくなるかもしれないし...


明日は出張だから、考える時間(移動時間)はたっぷり取れます。

また、一人作戦会議をやってみよう! と思います。



「7つの習慣」は、何度も読んでいるけれど、読むたびに、いろんな気付きがあるし、いろんなことを考えさせられます。

何を感じるのかは、その時の私の状況によるのでしょうね。


何度読んでも、そのたびに新たな気付きがある。だから、また読みたくなる。


それが「名著」なのですね。


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