ランニングに挑戦してみましたが・・・

今の自分は過去と同じではない

昨日スポーツクラブに行ったとき、はじめてランニングをしてみました。

今までも時速6.0〜6.5km/hで30分〜1時間ぐらいのウォーキングはやっていたので、ランニングもできるだろうと思っていたのですが、時速6.0km/hで5分間ウォーミングアップをしたあと、まずはゆっくり目で、思い8.0km/hにスピードアップ。


走る前は、1kmを6分のペースは余裕でしょう、と思っていたのですが──1.0kmを6分ということは時速10.0km、時速8.0km/hでは1kmを7分30秒──
それよりもずいぶん遅いスピードなのに、足の付け根は痛くなるし、息は上がるしで全然ついていけませんでした。
だから、5分間走っていったんウォーキングに戻して...

5分走って5分ウォーキングという組み合わせで合計30分走り(?)ました。


エアロビクスやボクササイズ,ウォーキングなどはずっとやっていたのに走れないなんて・・・結構ショックでしたね(ノ_-。)


でも、スポーツクラブに来て初めて泳いだときにも、途中で溺れるのではないかと思うほどで、50m泳ぎ切るのがやっとだったことを思うと、


以前できたから、今も昔と同じようにできるわけではない。
使っていなかった能力は落ちてしまっているもの
それができるようになるためには、もう一度やり直すしかない。

それを思い知らされました。


そんなことを考えていたら、つい最近読んだ「フリーズする脳」に書かれていたことを思い出しました。


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「仕事ができなくなった」「クリエイテイプな才能がなくなった」と感じている人が、元の状態に戻っていくまでの過程はもどかしいものでしょう。自分の脳なので、考え方一つで元に戻せそうな気がしますが、そうはいかない。野球にたとえて言えば、「こうやって投げればいい」ということは分かっているのに、いろいろな筋力が衰えているために思うように投げられない。それと似た状態になっているはずですから、時間をかけて訓練し直すしかありません。

この本は『脳』に関することを書かれているので、逆のたとえ方になっていますが、私が経験したランニングできなかったことから、逆に、私の脳でも同じこと、今までやらなかったためにできなくなっていることがあるのではないか、と思ってしまいました。


そんなことは確かにあります。

この本でも事例として挙げられていますが、カーナビを使うようになってから道を覚えなくなっているし、電話番号も携帯に登録してあるので覚えなくなってしまっています。
昔はよく電話をする友達の電話番号などは記憶していたのに。。。です。


やはり、アタマ(脳)もカラダもまんべんなく使う必要があるのですね。



脳細胞は人、脳は社会

この本の「はじめに」に

もともと脳は、神経細胞一つ一つに意味があるわけではなく、それが集固化してつくるネットワークに本質があるのですが、そのネットワークは使われなければ衰退し、無意味な細胞の集まりに戻ってしまう。

と書かれているのですが、この文章を読んだとき、人と同じだな、と思いました。


人間一人ひとりに意味があるわけではない、とまでは言いませんが、人が集まってつくるネットワークによって社会も成り立っている、と。
だから、自分を生かしてもらうためには、いろんな人とのかかわり,ネットワークが必要なんだと感じました。


社会の歯車になる

「歯車になる」というと、いい感じはしませんが、この本に書かれているような「意志を持った歯車」になること、社会は自分という歯車を回してくれるもの、と考えると歯車になることも必要なことだと思います。



この本を読む前にも同じ築山節さんの著書である「脳が冴える15の習慣」「脳と気持ちの整理術」も読んだのですが、私はこの「フリーズする脳」がいちばん好きです。


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